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研究者を招いての研修

 2014年7月、「特定非営利活動法人 樹木研究会こうべ」設立を記念して地元神戸大学の黒田教授をお招きし、「なぜナラ枯れが近年拡大しているのか」、「 樹木はどうして枯死するのか」樹木生理学やカシノナガキクイムシの生態の見地からどのような防除対策が考えられるのか等について学ぶ場として講習会を開催しました。

 また2016年9月に甲南大学理工学部特別客員教授である田中先生に植物生理に関する講義を行っていただきました。先生は「植物生理学」をご専門に研究されており、植物に関する書籍を多数ご執筆されているほか、NHKのラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」にも植物の先生としてご登場されています。非常にわかりやすい植物の生理現象を解説していただきました。

 また2019年2月名古屋大学大学院平野准教授をお招きし、「木の根」に関する講演を開催しました。木の根は森林生態系において様々な機能を持つと考えられていますが、土壌中の根の調査は技術的に難しいため、解明すべき問題が多く残されています。 特に細根の動態は、近年最も進んでいない植物機能の一つとされています。今回細根を中心とした測定実習も実施しました。

 おおよそ年1~2回研修者を招いて、講演会を実施しています。

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