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屋外勉強会

■屋外で学ぶ

探求的活動を含む屋外での学習は学習者の向学習性行動を有意に促進します。

 また屋外で太陽光を浴びると、脳内物質「セロトニン」の分泌が促進します。セロトニンは脳を活発に働かせるため、やる気がアップし、頭の回転もよくなります。日光を浴びて気分が明るくなる中での勉強も大事にしています。

 また会では「教える学習=アウトプット学習」の定着を目指しています。人に教えるためには、自分で理解し、整理し相手に説明しなければいけないので、頭の中に定着しやすく、自分の理解度が測れます。

 逆に自分が教えられない点は、自身が理解していないところなので、結果として樹木医知見レベルの向上につながるため、屋外での勉強会では極力取り入れるよう努めています。

■森林植物園での勉強会 

 神戸市立森林植物園は142.6haの広大な植物園で1200種類もの樹木が植えられています。歩きながら観察すると、様々な樹木の生理現象や病気を観察することができます。

 樹木研究会こうべでは、環境教育イベントを森林植物園で開催しており、そのための予習として勉強会を開催しています。

 その中で「教える学習=アウトプット学習」として、植生基盤調査勉強会を定期的に開催しています。  

■主な屋外勉強会 

具体的事例

①弓削牧場(2020年神戸市)

 牧場の糞尿をエネルギーとして活用したバイオガス事業の取組や

 と共に生み出される有機肥料の「消化液」(アンモニア態窒素)

➁湊川神社(2020年神戸市

 オリーブアナアキゾウムシにより枯死の危機に瀕していることが

 判明してから、半年の間に幼虫の捕殺、薬の散布、不要枝の剪定

 切除、樹上からの散水、土壌改良、寄せ接ぎ処置など行ってから

 半年、樹勢の回復が見られました。

③西宮市立北山緑化植物園(2021年西宮市)

 植物の増殖や品種改良などを行う研究施設や温室の見学

➃夏季一日勉強会(2022年明石市)

 明石城跡の石垣保全や景観向上のための伐採状況見学及び中崎遊

 園地における熟練樹木医による放射型ブレーシング支柱・間伐剪

 定についての解

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