NPO法人
樹木研究会こうべ
NPO法人 樹木研究会こうべ
屋内勉強会




■屋内で学ぶ
樹木研究会こうべでは、「時間を大切にする」「効果的な学習を目指す」ことを意識しながら活動を行っています。多くの樹木医にとって、スキルアップのために使われる時間は限りがあります。その限られた時間内で多くの知見やスキルアップにつながる効果的なプログラムづくりを行います。
30~60分程の短い時間で、一つのテーマを集中的に学習する機会を極力設けるよう設定しています。長時間続けているとどうしても、記憶が薄らいでしまいます。そのため、短い時間でテーマを完結し、その後同じテーマを何回か積み重ねる学習を行うことで成就感を高めます。自分から何度も学習に関わっていくことで勉強への興味も高まり、それまでなかなか覚えられなかったことも実践・経験を通して確実に脳に定着します。




■一日勉強会
樹木研究会こうべでは、冬の1月と夏の8月における屋外活動は体調を崩す恐れもあるので、屋内で実施しています。座学で得た知識を、実習で再確認できるように意識しながら、カリキュラムを設定しています。知識面や理念の面でも理解を深めておくと、実戦での習熟度が上がります。料理のイロハを知っていれば、実際に作ったときに理解しやすいのと同じ効果です。
日頃から会員の「思っていること」や、「やってきたこと」をパワーポイントや発表を通じて、「編集力」「伝える力=発信力」を養うことを目的とした発表会を行っています。




■多様な学習スタイル
講演会等の研修はどうしても講師と受講生の関係が定着してしまいます。講師から新しい情報を得る機会は大事ですが、樹木医同士、気軽にコミュニケーションが生まれる機会が必要と考え、勉強会を開催しています。
勉強会の中身においても、時には趣向を変えて、屋内での実演
を行ったり、樹木医道具を作製したりします。
また、参加会員の考えを反映させるために、聞きたいことを投書という形で、集め、読み上げて、そのことを皆で意見を出し合う機会も設けています。